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4.自宅が寒冷地、豪雪地域かどうか

1.寒冷地仕様のエアコンは何が違うのか

私の地域は石川県ですが寒冷地で豪雪地域に区別されるのではないかと思います。と言っても最近は昔ほど降らなくなりましたが....。
エアコン取付DIYで機種を選定する場合全部ではありませんが、「寒冷地仕様」と言うのが選択肢として存在する機種があります。
ではどんな点が「寒冷地で無い仕様」と違っているのか調べてみました。メーカーによって「寒冷地仕様」が無い物があるくらいですから。どうも「寒冷地仕様」の規定のようなものは無いようです。
メーカーによっていろいろうたい文句はあるようですが、主な特徴は下の2項目です。

1.室外機に雪が吸い込まれるのを緩和するフードを持っている。
2.暖房時に室外機からドレンパン(室外機の底部分)を経由して排出されるドレン水の氷結防止ヒーターが付いている。

2.防雪フード付き室外機

防雪フードと言っても専用の室外機があるわけではなくて、室外機に「オプション品」としてカバーを取り付ける仕様の物が多いです。
室外機が設置される場所に何も遮るものが無く、直に吹きっさらし状態になるような環境では機内に雪が風と共に導入され熱交換フィンに着雪してしまうと効率が著しく低下してしまいます。なにせ冬は単純に言うと夏の冷房時と逆に冷媒が回っていますから室外機の放熱フィンはキンキンに冷えています。そこに更に着雪してしまうと結氷してしまいます。いくら頑張っても熱交換できなくなると、エアコンは一時的に夏のモードで運転して(当然その時は室内機の送風カバーは閉めた状態)放熱フィンの解凍作業を行います。

これが時々ならいいのですがしょっちゅう解凍作業運転されると「長時間暖房されない」役立たずのエアコンになってしまいます。

「防雪フード」はそのような状況に陥るのを和らげてくれるアイテムです。
うちのエアコンはカーポートと自宅の間に設置されていますので「吹きっさらし状態になるような環境」にはなりません。なので、フードはつけていません。
YoyTubeの参考リンク。
防雪フードをDIYでつけている方もいらっしゃいます。

 フロント防雪

 Panasonicの場合

3.ドレンパンの氷結防止ヒーター

ドレンパンの氷結防止ヒーターは雪が降らない地域であっても気温がかなり低くなる地域で活躍します。前項で説明した通り夏の冷房時と逆に冷媒が回っていますから室外機の放熱フィンはキンキンに冷えています。夏冷えたビールをコップに注ぐと表面に結露するのと同じ原理で室外機は沢山の水を出します。(夏は室内の結露をドレンパイプを使って外に排出しています)
YoyTubeの参考リンク。
どの程度ドレン水が出るのか
これだけ出ますから寒冷地では忘れず「ドレンソケット」を外しておきます。
その水を効率よく室外機から排出してやらないと、凍って室外機ドレン穴を塞いでしまいます。ドレンパンには氷が積み重なっていきます。結果として1回の霜取り運転(30分ほどかかる機種もある)ではその氷を融かす事が出来なかったりします。正常に排水されないと、またぞろエアコンは一時的に夏のモードで運転して解凍作業を行います。これまたこれが時々ならいいのですがしょっちゅう解凍作業運転されると「長時間暖房されない」役立たずのエアコンになってしまいます。
YoyTubeの参考リンク。
霜取りが上手くいってないような例
エアコン霜取り運転の例
この氷結防止ヒーターもオプション的に販売されてはいるのですが、室外機の内側の底部分にセットされる機種が多い関係上、最初から寒冷地仕様の指定をしないと駄目なものもあるようです。私の場合寒冷地仕様ではないエアコンを設置してしまいましたので。冬場「役立たずのエアコン」となってしまい、我慢できずに大昔からある電気を使わない「石油ストーブ」を購入してしまいました。
ただ最近では、ようやく寒冷地霜取りトラブルに対応すべく対応製品も出てきているようですがまだかなりお高いです。
こちらもYoyTubeの参考リンクを張っておきます。
日本一寒い町で実証!寒冷地エアコン【パナソニック公式】

 ドレンソケット

 寒冷地では外す

4.ドレンパン穴空け・拡張時の注意点

ドレンパンが凍って室外機ドレン穴を塞いでしまうと氷が積み重なり。結果として霜取り運転の時間や回数が増えてしまうと言うのは前述で説明しましたが。そのようなトラブルを防止するために予備のドレン穴を空けたり、もしご自宅のドレンパンが小さい穴しか開いていない場合は穴やその周辺を拡張する事で、いくらかは排水穴凍結トラブルは緩和する事が出来ると思います。ただあまり沢山の穴を空けると室外機ファンの効率が落ちます(熱交換器のフィンに強制的に風を通して熱交換する能力が落ちる)からせいぜい1個か2個程度が上限ではないかと思います。穴の直径も同様の理屈ですから20mm~30mmを上限に拡張するのがいいと思います。あと自作架台等お使いの場合でドレンパンと架台板の間隔が狭すぎたりすると、そのすき間にドレン水が滞留してしまって凍結トラブルになることがあります(うちがそのパターンでした)。そうならないように架台側の穴も十分大きくしておく事も忘れないようにして下さい。大きな穴を空けるため「タケノコドリル」を使いました。

 複数のドレン穴空け

 下から見たドレン穴

 複数のドレン穴を空けた

 架台のドレン部穴を拡張

5.ドレンパンそのものの加熱

高価な寒冷地仕様のエアコンにはドレンパンそのものを加熱する機構備わっています。でも「寒冷地仕様ではないエアコン」を買ってしまっている人は買い替えなくても良い方法は無いかとあれこれ考え考え中です。
まだやってみていませんが、今最も現実的で廉価に「ドレンパン加熱」出来る方法が水道管の凍結防止ヒーターを流用する方法です。
我が家の屋外蛇口の水道管にはすでに使用していますが、全く凍結しません。
仕様は下記の通り

・ヒーター本体にサーモスタットがあり3℃で通電を開始して10℃になるとOFFになります。
・屋外金属管用
・ヒーター部は水中では使用しないよう書かれていますがゴム状簡易防水素材
使用電源100V消費電力25W

これをドレンパンの外部底面にくにゃくにゃと巡らせてコム系接着剤等で貼り付けてから、スタイロフォームなどの断熱材でカバーすれば完璧にドレンパン加熱システムが出来上がると思っていますが、このアイテム、現在200V仕様がお高くて他社も含めて10倍近い価格なので躊躇しています。やっぱり室外機の電源から直に取りたいです。

 ドレンパン底図 計画中

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