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エスプレッソマシンポンプ交換

1.いよいよ本格的故障修理

2013年7月に「デロンギ 全自動コーヒーマシン ESAM1000SJ」を購入して以来、毎日欠かさず最低6~7杯飲んできました。よく頑張ってくれていたエスプレッソマシンですが2019年5月お湯が出なくなりました。フィルター清掃・徐石灰を試みましたが以前投稿した「管路の圧力過上昇トラブル」でも無く、水そのものが供給されないような感じです。その時の症状は下記動画を参考にしてください。

うちの初代エスプレッソマシン不調の状態と修理完了後の動画をUPしました。

デロンギエスプレッソマシンポンプ交換

あと今回DIY修理するにあたって、コーヒードランカーの私にとってメーカー修理への宅急便往復に2日+修理に1~4日の計3~6日(祝日を挟むともっと日数が増える)のコーヒーブランクは耐えがたいため、新しく例によってAmazonから「デロンギ 全自動コーヒーメーカー マグニフィカ シルバーESAM03110S 」を購入して、修理できない場合は粗大ごみとして、修理完了した場合旧マシンはバックアップとして運用すると言う考え方ではじめました。

 これから頑張ってね

 裏に電源SWが付いたのと若干静かになったような気がします

2.原因はウオーターポンプの劣化?

動画を見てわかることは「水(湯)」そのものの供給が十分に出来ていないと言う点です。機器のトラブルシューティングは様々な要因を検討する必要がありますが。主にアクチュエーター部分(外部からエネルギーの供給を受けて動作する部分)がどうしても劣化・摩耗しやすいです。

今回は明らかにポンプの能力が落ちているのが見て取れました

ので、これを交換してみる事にしました。ただその交換部品が市販されているかやその価格については判りませんでしたので、バックパネルのねじを外して、サイドパネルも外して見ました。バックパネルは引き戸を外す要領で下から上方向に引き上げる様にして外します。サイドパネルは後ろにスライドさせるようにした後、下から上方向に引き上げる様にして外しました。無理してプラスチックのツメを破損しないように様子を見ながら作業していきます。

 後部のビスを外します

3.交換用ポンプの調達

配管の具合から真ん中ちょっと右の赤く目立っているのがウオーターポンプの様です。日本ではあまり見かけない「ULKA」と言う会社のパーツですが、調べてみたところ各コーヒーマシンメーカーをはじめ医療用のポンプでは世界的に有名なポンプメーカーのようです。いつものようにA〇azonで検索してみると、ありました。でも結構お高いです。1.5万円だとメーカー修理で8千円+部品代でどっこいどっこいかも知れません。もちろん本家イタリアのA〇azonも検索してみましたが、こちらは「100V」タイプが見つかりませんでした。どれも「230V」ばっかり。それで、やっぱりパーツ系は中国でしょ、と言う事でaliexpresを検索しました。すると出ました

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上のパーツは現在使用中のプラスチックが赤い物です。間違えず100Vの方をクリックしてからカートに入れてくださいね。あと15$につき2$の割引が適用されるようなので、表示価格から6$引きとなります。
下のプラスチック部の白い方は「ULKA」オリジナルの商品の様です。電源コネクタピンが上向きなだけで能力的に同等で半額程度です。今回はプラスチック部が赤いオリジナルっぽい上のパーツを注文しました。
中国からの商品はは手元に届くまで日数が多くかかると言うのが心配でしたが、発注から7日間で到着しました。それにかなり細かく配送情報を更新してくれますので安心でした。

 細かく発送情報を更新してくれます

4.新着のポンプを検品

ポンプが到着しました。検品してみるとModel E Type EP5の部分がEP4です。そのあとの100V 50-60Hz 55W 2/1min C1 155 Tf35°で同じでした。ちなみに「2/1min」の表記は「2分稼働させたら1分休ませなさい」と言う意味らしいです。この部分が「1/1min」や「1/1.5min」の物もありますので「2/1min」は性能が良いのでしょうね。あとムムッとした所が製造年月日です。故障したポンプは「13/02/13」で新着のポンプは「01/07/09」と故障したポンプの製造年よりも古いんです。内心大丈夫かな?と不安になりました。前述の下の段ポンプ(白いプラスチック)にしておけば良かったと思う事しきりでした。杞憂に終わりましたが....。

 新着ポンプの規格表記

5.ポンプの交換

ポンプの交換はさほど難しくはありません。下記の手順1~6にしたがって作業すれば1時間程度で終わると思います。

 交換手順1

まずT溝にはまっている防振ゴムを後方に引き出します。周囲の配線を引っ掛けないように避けてやると簡単に外れます。

 交換手順2

ポンプの電源端子からラジオペンチ等でこじるようにして配線コネクタ2本を外します。どうしても外れないときは、端子部に小さな穴があるので千枚通しなどの細いキリ状のもので突いてやると外れます。

 交換手順3

青い色の素子は再利用しますのでニッパなどでポンプの取り付け溝を切り広げる様にして飴状の接着剤?もセンサー本体を傷つけないように注意しながら取りはずします。

調べたところ、この「klixon 2MMT120」はサーモスタット(温度フューズ)です。動作温度は120℃でコイルの焼損防止に使っているようです。温度が上がると回路切断。温度が下がると元に戻ります。

 交換手順4

ポンプ本体下についている透明なホースは接合部の端面とポンプ下部をニッパなどでこじてやると簡単に外れます。
力技でそのまま引き抜こうとしても簡単にいきませんでした。
少量ですがポンプやパイプに残っていた水が出てきますので、下のモーターや基盤にかからないように本体外側に出しておいてから抜いたほうがいいです。

 交換手順5

ポンプ軸とF型のプラスチック部を折損しないように優しく、12のレンチを使って緩めました。(防振ゴムとの摩擦がありますので中性洗剤を少量接触部に塗ると楽です)この時ポンプ本体と白色の軸を留めている2本のビスを外した後、重たいコイル部分を外してから作業すると楽です。この時も少量水が出てきますので注意してください。

 交換手順6

新着のポンプを外した時の逆順で取り付けて完了です。ただサーモスタットを留めていた飴状の接着剤?の代わりにゴム系接着剤のボンドを使用しました。
(最初はホットボンドでと思っていましたがホットボンドの軟化温度がこの素子の動作温度120℃と近接していましたので...、通常の運転でそこまで高温になるとは思いませんが)

6.その後YouTubeで

その後YouTubeで私の行ったのと同じ感じの動画を見つけましたので参照してみてください。この動画との相違点は「エスプレッソマシン本体の型番」と「ポンプの軸だけ」を変えている点です。でもそっくりです!。確かにそれでいいようにも思います。これならポンプのコイル部分をそのまま流用して配線もそのままで、中心部の白いプラスチック部分(駆動部)のみ交換する事で作業工数減りますね...。ただしコイル部が不良の場合はこの手は使えませんが...。(コイル部が故障する事はめったにないと思います) 確認していないので責任持てませんが....。この方法なら230Vのポンプで廉価なものがあれば中心軸の部分だけを流用する事が出来るかもしれませんね。

De'Longhi ESAM2600/3000/4000 water pump replacement

YouTubeを見ていると同様の故障で修理する動画が山のように出てきます。(外国語ですが)どうもこの手のトラブルがかなり多くあるようです。そのためポンプ軸の内部のOリングやスプリング・シャトルバルブの玉などの小部品をまとめて「メンテナンスキット」としてeBayやAliexpressで売られているようですので、この方法がうまく行けば一番安上がりに修理できますね。

7.故障したポンプを分解

一応故障したポンプを分解してみました。

ちょっとシャトルバルブ(逆止め弁)の白い玉の直径が小さくなっていたような気がします。スプリングは両方とも正常だとおもいます。あとはOリングですが、気の付きにくい小さなOリングもありますので、正直どの部分が不良なのか決定的な部分を見つけることは出来ませんでした。交換して正解でした。再度組み立てて直に100Vにつないで稼働させてみましたが、どうも水の勢いが無いのは変わりない感じでした。取り外した古い電磁ポンプが修理できれば予備部品として持っていようと思いましたが、今回は廃棄する事にしました。どなたか「この部分のここが悪いので動かない」という点を発見された方は書き込みしていただけると幸いです。

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