1.何でUPSなのか

昔のlinux系の場合はwindowsより更に確実に起動不能になっていました。
そのたびにシステムCDを取り出してはパーティション作成からやり直していました。何度もやっているとOS導入も上達してきます。(;^_^A
家の場合は子供たち2人と私、NTTのルーター(電話)の4台のUPSがあります。電源障害と言っても、雷による瞬断もありますが家の場合は殆どブレーカーが落ちるというものです。60A契約でも特にリーフの充電時(30A使います)にエアコンや洗濯機・食器乾燥機などの電気製品を使うと結構落ちます。
2.安くなったUPS
winddows95時代はUPSの価格が高く十数万円と言うのは珍しくありませんでした。また、

バッテリーは経年劣化しますので、交換時にUPS本体に近い金額を請求されました。いち個人にはとてもじゃないが買えませんでした。
今は天国ですねぇ、各メーカーから廉価なUPSが多数販売されていますから。リチウムイオンバッテリーを使ったUPSも高価ですが出てきています。
ただUPSはあくまで黒子・保険のような存在ですから

長期間の安定性+コスト(個人ですから)が重要です。
私のお気に入りはClassicProというサウンドハウスというネットの楽器屋さん(お店もありますが)で販売しているUPSです。
3.格安交換用バッテリーを手に入れる
某老舗メーカー(社名がまた変わりましたが)と比べると

UPS本体は3分の1程度、交換バッテリーは5分の1程度です。
以前職場で導入されていた某老舗メーカーのバッテリーの銀色のシールを剥がしたところ、汎用品バッテリーのロゴが出てきた事がありました。鉛蓄電池は耐用年数が決まっているのでどこのバッテリーでも同じ程度(新鮮さは大事ですが)です。交換のたびに数万円は出せないですよね。1個2千円弱なら気軽に変えられます。下記にLONGの9Aも案内していますが、どこのメーカーでも接続端子が同様の物ならポン付け出来ます。微妙に寸法が違いますが何とか収まりました。ただし
ので収納スペースを考えて購入してくださいね。

交換用バッテリーは確かに高機能・長寿命なものは良いですが、それよりも2年経ったら躊躇なく交換できる価格が大事だと思います。しょっちゅう働いているバッテリーではないので!
4.バッテリー交換作業が楽かどうか
このUPSはプラスドライバーで本体カバーを開け、中のバッテリーホルダのビスを緩めてバッテリーを取り出し交換しケーブルをつなぎなおして、元に戻します。難しい作業ではないんですが

とにかく「ビス」が多過ぎます。
ちなみに私は室内の安定な場所に設置していますので「バッテリーホルダ」はつけてありません。(ホントはきっとイケナイんですが)
もう1点はUPS管理ソフトのデザインが武骨(黒子なのでまぁいいか)。でもこの2点のデメリットを差し引いてもコスパは十分と思います。
5.UPS導入後に注意する事
6.UPSを導入してからは

この雷を地元では「ブリ起こし」と呼んでいます。
最近うちのリーフは近くの急速充電器につないでいるせいで家庭内充電をしませんのでブレーカーはほとんど落ちません。代わりにこの「ブリ起こし」による「瞬断」(停電までいかないが一瞬電圧がドロップ)が時々あります。一瞬電灯が暗くなり元に戻るのですがUPSの無い時代は間違いなくPCが再起動していました。今は「ブリ起こし」の瞬間UPSから「ピー」と警告音が鳴り「プッチン」とリレー?が戻る音がして、何事もなく作業を続けられています。電話交換機のRaspberry Piも一緒にUPSにつながっていますので、まだ一度もReinstallの憂き目には遭っていません。(バックアップSDがあるのでreinstallはありませんが、そのSDを使ったことが無い)です。
将来的には「テスラウオール」なんかを導入したいと考えていますが、初期投資がUPSレベルではないので躊躇してしまいます。

全固定電池が2019年には商品化されるらしいのでそんなのが廉価で販売されたら真剣に考える事になると思います。
以上でUPS(無停電電源)のすすめは終わりです。